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「地域の防災を考える」

C班の大村さんより、防災意識についてのお考えを会員の皆様に向け発信したいとのご依頼を受けました。

ご本人了解の上、一部文章の構成等を変更してありますが、他はほぼ寄せられた原文のまま掲載いたします。

災害への危機感を、是非近隣の方々と共有したいとの大村さんの思いが伝わります。ご関心のある方は是非ご一読ください。

「地域の防災を考える」 

                             前副会長 大村

 最近、九州地方等頻繁に起きている大雨豪雨災害、崖、土砂崩れが報道されております。

 当自治会でも、夜間、台風の後、震度7級の地震に見舞われたら、それこそ大災害となる可能性があります。

 町田市中央図書館の市災害史には、次のような記録があります。

「宝永四年の富士山側面からの大爆発によりその火山灰は上昇気流に乗り関東一円までに及んだ。

 町田市の旧滝の口から野津田村、旧鎌倉街道は交通を遮断され、人々の生活は混沌とし困窮を極めた。

 火山灰降下は翌年まで続き、七国山からおよそ徒歩30分、薬師池公園の淡いピンクの花を咲かせている大賀一郎の古代ハス棚は、その時出来た。土は火山灰特有の真黒である。」

 そこで更に、二次災害の恐ろしさは言うまでもありません。

 住居の崩壊、ガス、水道、電気、トイレ等、どこまで自治体の協力が得られるか、現在の段階では要領を得ません。

 自助、共助の災害訓練は必定であると痛感しています。

 なお、過日の災害訓練について、七国山小と本町田東小とどちらに避難すればよいか時間切れのため次期役員を中心として協議提案という懸案になっておりましたので、市災害防災課の担当者に電話し直接聞いてみました。

 市担当では「どちらに避難してもかまいません」との回答でした。

 当会の避難訓練は、「本町田東小学校避難訓練施設運営委員会」に正式に参加しており、来るものとして組み込まれております。※

 この議題の件は、当自治会役員の議論、提案に賛成いたします。

 備えあれば患えなしです。

 最後に、「一日一生」という格言があります。人の一生は何と一日に似ておりますね。どうぞ皆様が日々平穏に過ごされますよう、心よりお祈りいたします。

                                                                      以上

※ 本町田町会では、一部夜間(午後7時過ぎ)も避難訓練をしております。


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